- ・食道、胃、十二指腸を調べる検査です。胃がんや食道がん、潰瘍などの病気の発見に役立ちます。
- ・当院では患者様への負担が少ない細い胃カメラを用いています。嘔吐反射が出にくく、苦痛を少なくできる傾向にあります。
- ・経口・経鼻いずれも可能です。
- ・内視鏡専門医による検査を行います。希望の方は女性医師による施行も可能です。
- ・希望の方は鎮静剤という薬を用いることで、眠った状態で検査を受けることも可能です。
上部消化管内視鏡検査について
当クリニックでは、富士フイルムのLED光源搭載内視鏡6000システムを採用しています。スコープ直径が5.9mmと細く、検査の負担軽減に努めています。
こんな症状の際にお勧めします
- ・上腹部が痛む 胃の不快感がある 胸焼けがする のどまたは胸のつかえ感がある
- ・吐きけ、嘔吐 黒い便が出る 貧血を指摘されている
- ・体重が急に減った バリウムによる胃の検診で異常を指摘された 胃潰瘍、十二指腸潰瘍になったことがある
- ・肝硬変といわれている 食道がん、胃がんを治療したことがある など
症状がない方でも
検査をお勧めするタイミング
胃内視鏡検査は胃がんの診断にもっともすぐれた検査です。現在症状がない方でも、胃カメラの検査を受けることが推奨される方がいます。
早期胃がんは自覚症状に乏しく、進行してはじめて発見されることも少なくありません。胃がんは早期に発見することができればほとんどの場合治癒が見込めるようになっていますが、進行していると集中的な治療が必要になるなど現在も注意が必要な疾患です。
早期発見のためには自覚症状のない段階で胃内視鏡検査を受ける必要があります。次の様な方は症状がなくても胃内視鏡検査を受けることをおすすめします。
- 早期の検査が必要なケース
-
- ・40歳以上で、これまで1度も胃内視鏡検査を受けたことがない
- ・習慣的に喫煙や飲酒をしている
- ・ピロリ菌感染陽性や胃がんになった家族がいる
検査の流れ
- 受診
- 受診された日に胃カメラの予約をします。
- 検査前日
- 夜9時までは食事を摂っても大丈夫です。消化の良いものを摂ってください。
- 検査当日
- 水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前6時半まで可です。
常用薬の内服は検査の2時間以上前に済ませてください。朝食は摂らないでお越しください。
- 検査
- ベッドに左向きになった状態で検査を行います。検査時間はおよそ5-10分です。
病気を発見するために、青い色水をまいたり組織を採取したりすることがあります。
- 診察
- 診察室にて実際の胃カメラ画像を見て頂きながら検査結果を説明致します。
※鎮静剤を使用した場合、回復室で1~2時間休憩してからの結果説明です。また、当日は自動車や自転車の運転は控えてください。
大腸カメラ検査は、大腸の粘膜を直接観察し、ポリープやがんを見つける、早期発見・早期治療に役立つ検査です。必要に応じてポリープの切除や組織の一部を採取します。当クリニックでは、患者様に寄り添った大腸カメラ検査を提供します。
- ・大腸がんの早期発見が可能です。
- ・便潜血検査で陽性が出た場合の原因を調べられます。
- ・慢性的な腹痛や便秘の原因を調べられます。
- ・内視鏡専門医による検査を行います。希望の方は女性医師による施行も可能です。
- ・希望の方は鎮静剤を用いることで、眠った状態で検査を受けることも可能です。
こんな症状の際に大腸カメラをお勧めします
- ・血便 便通の異常(便秘、下痢) 腹痛、膨満感 貧血を指摘されている 急な体重減少
- ・検診の便潜血検査で異常を指摘された 大腸がん、大腸ポリープを治療したことがある など
- 検査前日
- 21時までに夕食を済ませます(当院では検査食をお薦めしております)。
- 検査当日
- 検査前4時間頃より2時間かけて下剤を内服します。(自宅で可能です)
便の色・状態を確認しつつ準備が出来ましたら、点滴を入れ検査を開始します。
検査時間は15~30分程度ですが、腸の長さや状態により個人差があります。
検査後、1時間ほど安静にしていただきます。
自動車、自転車、オートバイなどの運転はお控えください。
公共交通機関のご利用、もしくはご家族に送迎を依頼するようお願いいたします。
- 結果説明
- 検査後1週間程度で、検査結果を説明します。
当院ではCT(コーンビームCT アールエフ製)を採用しています。
- 1. 高解像度と高画質による精細な画像
- 高解像度モードと高画質モードを搭載し、微細な構造も鮮明に描写できます。
- 2. 低被爆線量による体に優しい検査
- 従来のCTと比べて被爆線量が大幅に少なく、体に負担をかけずに検査を受けることができます。
特に、成長過程にある小児や、妊娠中の女性でも安心して検査を受けられます。
- 3. 短時間での撮影と迅速な診断
- 撮影時間が短いため、患者さんの負担を軽減できます。
座ったままで撮影ができ、撮影後すぐに診察室のモニターで説明を受けることができます。