(不眠症、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー、睡眠中の異常行動、概日リズム睡眠障害)
睡眠は心身の健康維持に不可欠です。しかし、現代社会では様々な要因によって睡眠障害に悩む人が増えています。
睡眠障害とは、睡眠の質や量に問題がある状態を指します。代表的な睡眠障害には、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー、睡眠中の異常行動、概日リズム睡眠障害などがあります。早めの診断と治療が日常生活のレベルを改善できる可能性があります。
不眠症は、質の高い睡眠を十分に取ることができない状態です。主な症状は以下の通りです。
不眠症の原因は様々ですが、ストレス、昼寝(午睡)過多、生活習慣の乱れ、その他の睡眠障害などが考えられます。睡眠環境や薬物治療などを行います。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる病気です。主な症状は以下の通りです。
睡眠時無呼吸症候群の原因は、肥満、小顎、巨舌、扁桃肥大などが考えられます。当院では簡易検査を行い、睡眠環境やCPAP/NPPV治療、専門医療機関への紹介を検討します。
ナルコレプシーは、日中に突然強い眠気が襲ってくる病気です。主な症状は以下の通りです。
ナルコレプシーの原因は、脳の神経伝達物質であるオレキシン欠乏と考えられています。当院での確定診断は困難ですが、疑わしい場合は専門医療機関への紹介を検討します。
睡眠中の異常行動は、睡眠中に夢と現実の区別がつかずに、様々な行動をしてしまう病気です。主な症状は以下の通りです。
睡眠中の異常行動の原因は、ストレス、睡眠不足、薬の副作用などが考えられます。当院での確定診断は困難ですが、疑わしい場合は専門医療機関への紹介を検討します。
概日リズム睡眠障害は、体内時計がずれてしまい、睡眠のリズムが乱れてしまう病気です。主な症状は以下の通りです。
概日リズム睡眠障害の原因は、時差ボケ、夜勤の仕事、不規則な生活習慣などが考えられますが、外的な要因とは限りません。体質的に就寝時間が徐々に後退していく病気なども知られています。
睡眠環境を調整したり、体内時間に合わせた就寝を試みたりすることで改善が見られることもあります。疑わしい場合は専門医療機関への紹介を検討します。
当院では日本睡眠学会専門医/指導医による精査・治療を提案いたします。睡眠に関してお困りの方、CPAP加療、内服調整などお気軽にご相談ください。
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